AIに、分からないところを質問してもらう
AIに何か頼みたいのに、何を伝えればよいか迷うことはありませんか。最初から説明を完成させようとすると、入力する前に手が止まります。そんなときの練習として、AIに質問する側を頼んでみます。
文章を作ってもらう前に、足りない材料を一つずつ確かめる。今回は、そのやり取りを架空の例で組み立ててみます。
「まだ書かずに、質問して」と頼む
たとえば、地域の読書会の案内を作る練習です。手元にあるのは「来月、読書会を開く」という一行だけ。これは実際の開催予定ではありません。
ここから案内文を作るには、日時や場所などの材料が足りません。そこで、こんな頼み方を試します。
「読書会の案内を作りたいです。まだ本文は書かずに、必要なことを一つずつ質問してください。私が未定と答えたことは、未定のまま残してください」
質問が返ってきたら、分かる範囲で答えます。「誰に来てほしいですか」と聞かれたなら、「本を読むのが好きな近所の人」。日時が決まっていなければ、「まだ未定」で止めます。
一度に質問がたくさん来たら、「まず一つだけ聞いてください」と返してもよいんだよね。長い説明文を一息で書くより、答えやすい形になります。
決まったことと、未定を分ける
何度かやり取りしたら、文章にする前に材料を並べてもらいます。確認する項目は、三つです。
- 自分が答えた内容と同じか
- 未定のことが、決定したことに変わっていないか
- 誰かに確認することが残っていないか
「対象者は決まった。会場は確認待ち。日時は未定」。こうして分ければ、次に何を確かめるかが見えます。AIの質問だけで必要な項目が全部そろうとは限りません。元のメモや、実際の条件とも照らし合わせます。
やり取りを全部残す必要はなく、決まったことと確認待ちのことを短く記録する。次に開いたとき、どこから再開するかが分かる形です。
説明の前に、小さなやり取りを
この練習なら、難しい言葉を覚える前に、AIとの会話を試せます。練習用の材料は架空にして、顧客名や社内の資料を使わずに始められます。
AIをやさしく説明するセミナーの企画にも、質問に答え、材料を確認する短い練習を入れられそうです。身近な仕事なら、どんな質問から始めると答えやすいでしょうか。
AIの使い始めに迷っていることや、こうした練習を取り入れたセミナーのご相談は、Willow38のお問い合わせからお寄せください。

