AIに聞く前に、自分の判断基準を一行だけ書いてみる

AIに聞く前に、自分の判断基準を一行だけ書いてみる

AIに相談すると、たくさんの答えが返ってきます。

便利です。便利なのですが、答えが多すぎて、かえって迷うこともあります。

これはAIが悪いというより、こちら側の判断基準がまだ言葉になっていないことが多いのだと思います。

たとえば「この案をどう思う?」と聞けば、AIはいろいろな視点で答えてくれます。市場性、コスト、実現性、リスク、伝わりやすさ。どれももっともらしい。

でも最後に決めるのは、自分です。

一行でいいから、先に書く

そこで最近、大事だと思っているのが、AIに聞く前に自分の判断基準を一行だけ書くことです。

たとえば、こんな一文です。

  • 初めて聞く人にも伝わることを優先する
  • 短期の売上より、長く続く関係を大事にする
  • 現場の人が明日試せる形にする
  • 専門用語を減らして、普通の言葉にする

これだけで、AIへの頼み方が変わります。

「この判断基準に合うように、案を3つ出してください」と頼めるからです。

AIは、こちらが大事にしていることを知らないままでは、一般的な答えを出します。逆に、判断基準を渡せば、それに沿って整理してくれます。

AIに自分を明け渡さない

AIを使うときに気をつけたいのは、答えをもらうことに慣れすぎることです。

答えは便利です。でも、自分が何を大事にしたいのかまでAIに決めてもらう必要はありません。

むしろ、自分の判断基準を言葉にするためにAIを使う。こちらのほうが、長く使えるAI活用だと思います。

仕事でも、セミナーでも、相談でも同じです。

最初から立派な方針を作らなくていい。一行でいい。今日の判断で大事にしたいことを、短く書いてみる。

その一行があるだけで、AIは単なる検索道具ではなく、自分の考えを整理する相手になります。

AIに聞く前の一行。地味ですが、私はかなり効く工夫だと思っています。

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